グラッドでは、大まかな流れはありますが
きっちりと決まったプログラムを設けていません。
子ども達は朝から学校へ通い、時間割に添って一日頑張った放課後だからこそ
ほっと一息つける場所でありたいのです。
それでも、ここは小さな社会。
他の人と一緒に過ごす中では、みんないろいろな事を感じながら経験しています。
子ども同士で好きなゲームで盛り上がったり、いつもあの子がしている制作が気になってやってみたり。
食べたことのないおやつだけど、みんなと一緒に一口食べてみたり。
順番待ちや譲り合い。宿題中は静かに待ってくれたりも。
もちろん、気持ちがうまく伝えられずケンカになることも多くありますが、
そんな時こそどうしたらいいかを考えるキッカケに。
仲直りできたり、気まずくなったり。
良くも悪くも、自分の言動が他者に与える影響を実感することもあるはずです。
書ききれない程ある日常の一コマですが、決められたプログラムに取り組むことと同じくらい
こういった経験が大切だと思っています。